はじめに
バレエを始めようと思ったら、最初に知っておきたい準備と費用についてのガイドです。バレエは身体の柔軟性や体幹の強化、リズム感の向上など、多くのメリットがあります。また、美しい姿勢や動きが身につくことで、自信も高まります。今回は、バレエを始めるために必要な物品とそれにかかる費用を詳しく紹介します。これを読めば、バレエを始めるための準備がしっかりと整いますよ。
バレエに必要な物品の準備
バレエを始める為にはバレエの服装をする必要があります。
どんな服装をするのかどのくらいの必要なのか見ていきましょう。
1.バレエシューズ
バレエシューズには、通常のバレエシューズとトゥシューズ(ポワントシューズ)の2種類があります。
- 通常のバレエシューズ:
- 初心者向けで、足の形や動きをサポートするために柔らかい素材で作られています。
- 価格帯は¥3,000 – ¥8,000程度。
- トゥシューズ(ポワントシューズ):
- 足の指先で立つための特別なシューズで、中級者以上が使用します。
- 専門店でのフィッティングが推奨されます。
- 価格帯は¥10,000 – ¥30,000程度。
はじめは通常のバレエシューズを履きます。
さらに通常のバレエシューズでも種類があります。クラスによってブランドも違いますが、底が二つに分かれているバレエシューズ(スプリットソール)か底が1つに分かれていないバレエシューズ(フルソール)のものがあります。確認してから購入するといいでしょう。
底が二つに分かれているバレエシューズ(スプリットソール)
- 特徴: 前足部と踵部分にそれぞれ別々のソールがついています。
- 利点:
- 足の動きがより自由にできるため、足裏のアーチを使った動きがしやすい。
- 柔軟性が高く、足指の動きがより明確に表現できる。
- 足の甲を美しく見せる効果がある。
底が一つで分かれていないバレエシューズ(フルソール)
- 特徴: 足裏全体を覆う一枚のソールがついています。
- 利点:
- 初心者向けで、足裏全体の筋肉を鍛えるのに効果的。
- より均等なサポートを提供し、安定性が高い。
- 長期間の使用に耐えるため、耐久性がある。
価格の違い
フルソール: ¥2,000 – ¥5,000
スプリットソール: ¥3,000 – ¥8,000
2.タイツ
バレエ用のタイツは動きやすさを重視します。耐久性があり、肌にフィットするものが良いでしょう。価格は¥1,000 – ¥5,000程度です。シルビア、チャコットは有名ですが、楽天ではもうすこし安価なものもあるのでおすすめです。
3. バレエレオタード
バレエレオタードは体のラインが綺麗に見えるように作られています。デザインや素材によって価格が異なり、¥2000 – ¥8,000程度が一般的です。
4.バレエアンダーショーツ
バレエアンダーショーツは、バレエレオタードの下に着用する専用のショーツです。一般的には、シームレスで薄手の素材が使われ、肌にぴったりとフィットするように設計されています。
履く理由とは?
- 衛生面の確保:
- バレエは多くの動きを伴うため、汗をかくことが多いです。アンダーショーツを履くことで、レオタードが汚れにくくなります。
- 快適さの向上:
- シームレスなデザインが多く、動きに対してストレスが少ないため、快適に練習やパフォーマンスができます。
- 形状補正:
- バレエは見た目が非常に重要なダンスなので、アンダーショーツを着用することで、レオタードのシルエットがより美しく見える効果があります。
- サポートと保護:
- ジャンプやターンなどの激しい動きから、デリケートな部分を保護し、サポートします。
価格帯
1,000円から3,000円の間です。高級ブランドや特殊素材を使用したものは、3,000円以上になることもあります。
5.バレエボディーファンデーション
ボディーファンデーションは、レオタードや衣装の下に着用するもので、下着や体のラインを整えるためのアイテムです。シームレスで伸縮性のある素材が多く、着用時に違和感がなく動きやすい設計になっています。
履く理由は?
- サポートと補正:
- ボディーファンデーションは、胸やお腹など体のラインをサポートし、滑らかに見せる役割があります。これにより、レオタードや衣装のフィット感が向上します。
- 透け防止:
- レオタードや衣装が薄手の場合、下着が透けて見えることを防ぎます。ボディーファンデーションを着用することで、安心してパフォーマンスに集中できます。
- 快適さの向上:
- シームレスなデザインと柔らかい素材により、長時間のリハーサルやパフォーマンス中も快適に過ごせます。
- 清潔さの維持:
- 衣装の内側に着ることで、汗や汚れから衣装を守り、清潔さを保つことができます。
価格帯
ボディーファンデーションの価格は、素材やブランドによって異なりますが、一般的には¥2,000 – ¥5,000程度が目安です。
6.バレエ用の防寒着
バレエを始める時期にもよりますが、レオタードは結構寒いです。普通の防寒着でもいいですが、レッスン中は体の曲線が分かるほうがいいので、バレエ用のものがおすすめです。
7.タオル
汗を拭くなどにももちろん使いますが、バレエの髪型はシニョンですよね。ジェルなどが床につかないように頭もとにしいて行います。
8.バレエヘアグッツ
シニョン(chignon)は、フランス語で「髪の結び目」を意味し、バレエやフォーマルな場面でよく見られるヘアスタイルです。
シニョンのメリット
- 清潔感:
- しっかりと髪をまとめることで、清潔感があり、顔周りがすっきりします。
- 動きやすさ:
- 髪が顔にかからないので、ダンスや運動時に動きやすくなります。
- エレガントな印象:
- 上品で洗練された印象を与えるため、フォーマルなシーンにも適しています。
用意するもの
- ヘアブラシ
- ゴム
- ヘアピン
- ヘアスプレー(オプション)
- ヘアジェル
- シニョンネット
どれも100均などでも手にいれることができますよ。
その他用品
・巻きスカート
つかわないところもあったり、スカート付のレオタードを購入したりと使わない場合もあります。
レッスン自体にかかる費用
バレエのレッスン費用は、教室や地域、レッスンの内容や時間によって異なります。一般的には、月額費用が6000円から30,000円程度の範囲で設定されています。また、特別なクラスや個別レッスンでは、費用が高くなることもあります。
入会するときには入会金5000円から1万円ほど、バレエ団が開いているバレエ教室の場合は少し高くて、入会金が2万円ほど必要になります。
設備費もかかることがあります。だいたい2000円から5000円程度。毎月ではなく半年に1度や1年に1度のところも多いようです。
まとめ
バレエを始めるためには、ある程度の初期投資が必要ですが、その分得られるものも多いです。
道具を揃え、レッスンを受けることで、バレエの楽しさと美しさを存分に味わうことができるでしょう。
バレエを通じて豊かな時間を過ごしましょう。
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