はじめに
私は保育園看護師でありながら3人の子をもつ母です。
今はパートタイムで仕事をしていますが、以前はフルタイム夜勤ありで仕事していました。
そんな時に困ったのが保育園からの呼び出しや、夜中から急に熱を出すわが子の対応でした。
1番上のころなんて夫婦ともども休みかたすらわからない状態でした。
すこしずつ慣れたことどうしても仕事休めない時夫(パパ)に娘を見てもらったことがありました。
自分の思っていた看病と違っていたし、家はごちゃごちゃ自分が休めばよかったととても後悔したことがあります。
けど、ママばかり休むわけにはいかないし難しいなぁと感じたことがあります。
そんな時夫婦共通の手順みたいなものがあれば夫婦ともどもイライラせずに済むのではないかと考えました。
保育園看護師になった今、病気の子どもを無理させることをとても寂しく思います。
この記事を読んでこれな自分でも子どもを家で看病できると思ってもらえるように、少しでも無理して保育園にきてしんどいのに集団生活をする子が減るように願っています
子どもが保育園入る前に夫婦で話し合いたいこと4つ
以前Instagramでも投稿しましたが、保育園のいくつか夫婦で価値観を話し合っておくべきことがあります。もう一度書いてみようと思います。良ければInstagramの投稿ものぞいてみてください!!
1.熱を出した時等病気をしたとき誰が休むか
ママに決まっていると思ったかたは要注意です。
ママばかり休むとママの休みがなくなってしまいます。
パパの有給休暇取得の有無の確認、この看護休暇の有無も確認が必要です。
この仕事の時は休めないなども話し合いが必要です。
💡ポイント💡
どうしても仕事が抜けれない時は、保育園のノートなどにその日の連絡は○○にと必ず迎えに行ける人の名前を書いておくのも重要です。
パパは育休が終わることを上司に伝えて休むこともあるかもと一言伝えておくことも大切です。
2.どの程度で保育園を休ませると考えているか
我が家これでよくもめました。
慎重派の私と、そのぐらい保育園に行っても大丈夫でしょという夫でもめてました。
保育園でお迎えの基準(例えば37.5度以上の熱は呼び出し)等あると思います。それを参考に価値観のすり合わせが必要かなと思います。
熱が出ていなくても
咳がひどくて寝れていない
機嫌が悪く食欲がない
下痢・嘔吐をしている
などで私は休ませたいけど熱がないのにという夫の考えもありました。
💡ポイント💡
熱が無くても休ませる基準を決めておくといざというときに、こんなことで仕事は休めないなど言われてママばかり休むことがなくなるかなと思います。
3.義実家、実家を頼る頻度、どちらが頼むか。
義実家になかなか頼みにくいことがありますよね。
逆に実家の方が頼みにくいひともいますよね。
頼む頻度またこの程度の病状なら見てもらう等基準も決めておくともめずに、義実家、実家両方とも無理せず孫と過ごせるかなと思います。
必ず看病する義実家、実家の車には見てもらうときだけでもいいのでチャイルドシートの手配も必要です。
もしもの時のこともありますが、子ども一人を置いてどこかに出かけるわけにもいかないのでちょっとコンビニになんてことも出来なくなります。
使わないかもしれませんが、備えあれば憂いなしです。
💡ポイント💡
いくら旦那や自分の親だとしても孫にすべて時間を使える方ばかりではないと思います。
孫が元気な時に実家、義実家の本音を聞いておくのもいいかもしれません。
やっと退職したから自分のことがしたい、まだ仕事をしているから自分だって休みにくい等いろいろな気持ちがあると思います。
孫だから唯一無二でかわいいだけではないことも知っておくことが大事です。
4.病後児保育・病児保育を使うか、使用方法
病後児・病児を使うなら休ませたい。と思う人も多いと思います。
けどもしもの時すぐに使えるわけではありません。
事前の見学、登録などがいります。などでもし少しでも使うかもと思うなら見学や登録をしてすぐに使えるようにしておくのも大事です。
💡ポイント💡
もし使うときの送り迎え等だれがするかも話し合っておく必要があります。
通常の保育園とは違いあまり早くからしていないところ、あまり遅くまでしていないところもあります。
その場合に備えて話し合っておくことが必要です。
子どもが病気をしたときにするべきこと
1.おやすみの手配
まず、職場の上司に連絡時間は始業前がおすすめです。
看護師で病棟勤務の時は担当の組み換えなどもあったので朝の6時過ぎには電話をかけていました。
保育園にお休みの連絡をする。
たまにするのを忘れたことがありますが、これ結構大事で人数把握があるので必ずしてください。何時までに登園と登園時間が決まっていると思います。それよりも早めに連絡する方が良いです。
☆彡お休みしない方の対応
子どもが病気で休んでいます。ということを上司に伝えておくのも必要です。
また、休んでいる方が見てくれているから大丈夫ではなく、自分も早めに仕事を切り上げようなど早く終わるようにした方がいいです。
元気な子と違って風邪などをひいている子はなかなかうまく寝れずぐずぐずが多かったり、いつもより手がかかります。
休んで見ている方もつかれていると思うので休んでいない方も早く帰ってあげる方がいいです。あとひとりで病気の子を見ているのは精神的にも疲れます(不安などもあり)。
2.病院受診の準備、予約
予約
上記の記事でも書きましたが、予約がネットで出来る病院がおすすめです。
体調が悪い子を連れての受診は思ったより大変です。
ネットで時間予約ができるといつでも(夜中でも)できて予定を立てやすいです。
ネットでは診察券番号や生年月日を聞かれることが多いです。
夫婦でお互いどこにいても分かっていて知っていることが大切です。
💡ポイント💡
我が家はLINEで夫婦二人のグループを作りそこで大事なことや、行事等を把握しています。
そのLINEのノートに診察券の番号を書いたものを写真で投稿しいつでも見れるようにしています。
これが結構おすすめで、急なお熱で保育園からお迎えを呼ばれた時すぐに予約を入れたど診察券がなくてできないなんてことも。それを防ぐことができます。
迎えに行く人予約する人と分担するのもいいですね。
持ち物準備
持ち物準備も結構大変ですよね。
ママが準備してあげないとなんてことありませんか?
これを見せてパパにしてもうこともできると思うのでママばっかりが頑張ることを避けましょう。
保険証 |
乳児医療証 |
母子手帳 |
お薬手帳 |
診察券 |
上記の4つはひとまとめにしてすぐに出せるようにしておくのがベストです。
このような👇な袋に入れておくと便利。母子手帳ケースなどでもいいですが少し大きすぎたり
はみ出したりするので、あと防水なものならなおよし。雨の日、わたしだけかもしれませんが、
おしりふきが開いていて、紙が湿っているなんてことも防げます。
母子手帳も?と思うかもしれませんが、娘受診した時に母子手帳は!?と言われたことがあります。
体重や身長の推移が確認したかったようです。 なくてもいいかもしれませんが、念の為にあると助かます。
お財布、スマートフォンなどの自分の準備 |
オムツセット(おしりふき、オムツ、汚れたオムツ入れようの袋): |
お気に入りのおもちゃ(アルコール拭き出来るおもちゃがおすすめ) |
着替え一式 下着上下、上下服 |
ハンドタオル |
嘔吐袋 黒袋に新聞紙を入れたものを作っておくと便利 |
レジ袋 着替えたりしたときなどに使います |
お茶などの飲み物 水分補給は大切です。ペットボトルなどでも飲めるようにストロー等があるとさらにいいかと思います ミルクの子は哺乳瓶とお湯、湯冷ましの水、ミルクがあると便利。液体ミルクでもOK! |
アルコール手拭き |
予備のマスク 大人も子ども用も準備しましょう |
ペンと紙 なにか大事なことのメモ用に、待ち時間のお絵かきなどにも使えます。 |
上記のものは日ごろから準備しておくのもいいかもしれません。もしもの時に焦らずにすみます。
結構着替えがなくて困ったこともあります。準備は大切です。
👜はリュックがおすすめです。
両手が開くのがいいです。ですがリュックって結構物の出し入れが難しい。そんな時両サイドのポケットがあってさっと物が取り出せるものはとてもお良いです!!
こちら2つがおすすめです👇
病状の状態を整理して紙などにまとめる
メモしておくこと
・最近の身長・体重(薬の量を決めるなどで必要になることあり)
・いつから症状が出て、今よくなってきているのか、ひどくなっているのか。
・どんな症状が出ているのか。
・夜は寝れているか、寝れていないなら何度起きているか。
パパって夜子どもがないていても起きないひといませんか!?なのでパパは夜起きていることを知らないかも、必ず状態の把握が必要です。
・体温の推移上がってきているか下がっているところか。体温をいちいち書いておくまではいいですが、いつ解熱剤を使ったかはメモしておいたほうがいいです。
・保育園ではやっているものがあればそれも記載しておく
・現在の病気と他に気になることがあれば記載しておく
聞かれた時にスムーズだし、本当はこれも診てもらいたかったのにということもなくなります。
💡ポイント💡
休まない方もこのメモすること、したことは把握しておいた方がいいです。私の上司はいつから熱を出して等聞いてくるひとでした。看護師だからってこともあるかと思いますが。(別に悪い意味ではなく、それじゃあまだ休まないといけないねとかそういう感じでした)。
3.受診
診てもらうまでの待ち時間
いざ受診します。受付を済ませて待ちます。待ち時間ぐずったりするかもしれません。
もってきておいたおもちゃで遊ばせたりして。過ごします。
診てもらうまでの待ち時間ではミルク、母乳などはいいかもしれませんが、おやつなどは控えましょう。
のどを見るときなどたべものでうまく見れないこともあるので。
診察の順番が近づいてきたかなと思ったらすぐお腹、胸の音を聞いてもらえるようにボタン等を外しておきます。
医師に診察してもらってわからないことは確認しましょう。
医師の方から言われるかもしれませんがいつから薬を飲み始めるか確認も大切です。
午前中受診の場合朝から飲むか、昼から飲むのかなど。
診てもらってからお薬をもらうまで
診てもらってからも診てもらうときと同様に過ごします。
薬局にも行きます。
薬局によりますが、処方箋を持って行ってから準備していると結構時間がかかります。
あらかじめ準備してもらえるようなアプリをダウンロードするか
こちら👇EPARKの処方箋アプリがおすすめです✨
さらにドライブスルーの薬局だとさらに助かります。
家に帰ってから
休む準備をする
まず受診から帰ったらすべて着替えます。
布団を準備し休ませます。
こどもを看病したことのある方はわかるかもしれませんが、ずっと寝ていることはないです。
けど寝るところを作っておくのは大事です。
ご飯
とにかく食べれるものを食べさせてあげるといいかなと思います。
下痢をしているならおかゆ、うどんなど炭水化物か、豆腐や脂身でないお肉等、バナナなどがおすすめです。
まだ離乳食ならパパが一人でも食べさせられるようにレトルトのストックがあるといいかもしれません。
うどんも冷凍のうどんと粉末のうどんのつゆ等を用意しておくともしもの時助かります。
火を使わずにできるのでこうゆうのを準備しておくといいかも☝
水分補給はこまめにできるように子どものそばに、自分で飲める場所に置いておきます。
ストローマグ等慣れているものでいいですが、この☝WOWカップは吸わないと出てこないのでこぼれにくいので寝室で飲みたいとき等おすすめです。
熱が上がった時の対応
熱が高いと解熱剤を処方されることもあると思います。
薬剤師さんが使用方法は説明してくれるとは思います。
使わないというのも考え方のひとつだと思います。
小児の場合発熱によって体力を奪われやすいです。そのためにご飯が食べなかったり、苦しそうにしていたりします。熱が出ていても元気そうな子もいますが。
熱が38.5度以上でしんどそうにしている(我が家の場合は夜寝ているときに何度もおきて寝付けていなとき、熱が高くて食事、水分が取れないとき)に使用します。
何時に使用したか覚えておくといいです。
薬を飲ませる
薬局でもらった薬を飲ませます。
・少量の水で溶いて飲ませる。
・スポイトで飲ませる(小さい子はおすすめ)
・ゼリーに混ぜる(お薬飲めたねなど)
この3つがおすすめの飲み方です。
どんなに小さくてもうそは付かず薬を飲むよ。なぜ飲むのかおしえてあげてください。
最初はなかなか理解してくれなくてもそのうち分かってくれます。
小さい子はスポイトがおすすめです。ミルクに混ぜると逆に飲みにくくなるので必ず水で溶かしてあげてください。
ちなみにスポイトは薬局でもらえるので聞いてみてください。
体温管理
こまめに体温を測りましょう。
暑い寒いが言えない赤ちゃん。
手足の末端が冷たいときは冷やさずに暖めてあげてください。
汗をかいたり、身体が熱くなったら冷やしてあげてください。
冷やす場所は脇等がおすすめです。
汗を書いたら温タオルなどで体をふいてから着替えてあげてください。
子どもが寝ているときに自分も休む
こどもが寝ているうちに家事をと思うかもしれませんが、看病する人も無理は禁物です。
夜寝れていなくて付き合っていたり、いつもよりぐずぐずが多くて対応に追われていたり、ましてや受診も大変ですよね。なので家事は置いておいて自分も休んでください。
💡ポイント💡
休んでいない方は家事をしていないことを責めないことですね。
夕ご飯の準備も出来ない場合があります。
我が家はそうゆうときはコンビニ弁当などを休んでない方が買って帰るということにしていました。
こうゆう決まりがあると無理なく看病ができるかなと思います。
もしも悪化して対応に困ったら
受診した病院に聞いてみるのもいいと思います。
http://kodomo-qq.jp/index.php ☜こちらのこども救急 のサイトもおすすめです。
こども救急電話相談 #8000 に電話して指示を仰ぐのもおすすめです。
💡ポイント💡
なかなか熱が下がらない、一人で対応しきれない時などは休んでいない方に連絡し、帰ってきてもらう等が必要かなと思います。ひとりで見ているから大丈夫だろと思うかもしれませんが、熱性けいれんになったりしたときは1人だと大変です。なので早く帰る等を徹底してください。
こどもが元気な時にしておきたい看病するときに大事なもの・こと
防水シーツ等汚れた時の対応物品
嘔吐・下痢対応時の物品準備
・上記のような次亜塩素酸が含まれる洗剤
・袋大、小両方
・嘔吐袋
黒袋に下の画像のような新聞紙で作った袋を入れて作っておくと便利
・キッチンペーパー
・ペットボトル500ml
・新聞紙
・バケツ
・使い捨て手袋、エプロン
・スプレーボトル
このようなセットでもいいかなと思います!!
ハイターの希釈・嘔吐処理手順
①まず子どもの状態を確認する。
嘔吐したものを誤嚥するといけないので上向きで寝させないようにする。
②希釈してそれぞれ液を作る
嘔吐物が直接付いた場所
ハイター10mlに対して水500ml
バケツにだと2.5mlに対して100c
ハイター10mⅬはだいたいペットボトルのキャップ4杯
ハイター50ml、水2.5lです。
嘔吐した人が触れた場所などの消毒
ハイター50ml、水を2.5Lです。これをスプレーボトルなどに入れてドアノブなど消毒しましょう。
②防護できる服装(手袋など)をして新聞紙(消毒液を染み込ませたもの嘔吐物が直接付いた場所用)やキチンペーパーなどで吐物をふき取り袋に入れてしっかり縛る2重にしておくことをお勧めします。
③吐物があった場所に新聞紙(消毒液を染み込ませたもの嘔吐物が直接付いた場所用)を置いておく。
10分程度したらこれも袋に入れてしっかりふうを閉じる
④吐物で汚れた衣服等を水洗いする。
⑤バケツに作っておいた消毒液に30分以上つけておきその後洗濯する。
→ハイター服が色落ちしたりするので取り扱いには十分注意してください。
防水シーツの使用
防水シーツは日ごろからつかっていると急な嘔吐や鼻血なんて時に対応しやすいです。
マットレスを洗うことがなかなかできないので子どもがいるときは日ごろから使用をお勧めします。
ベットマットレスを使用している場合
マットレス→防水シーツ→通常のシーツがおすすめです。
あと洗える掛け布団の方が清潔かなと思います。
受診物品の入ったバック
上記にも書きましたがあらかじめ準備しておくといざって時に急がなくて済みます。
夫婦の情報共有ツールの作成
これも上記に書きましたが、LINEを使って簡単に二人で共有スペースができます。いう言わないのケンカもなくなるかなと思います。
①友達リストから旦那を選択
②グループに招待する
③ずっと残しておきたい大事なこと(診察券番号等)はノートに
④日々の記録は写真の共有などはアルバムがおすすめです。
すぐ食べれるものの把握、ストックの用意
なかなか病気の子を連れてお買い物って大変ですよね。
・レトルト離乳食(離乳食なら)
・冷凍うどんなどの冷食
・ゼリー
・スポーツ飲料水
など用意しておくといいです。
あと子どもの好きなものな把握も夫婦間でしておきましょう。
おわりに
どうでしたでしょうか。
備えあれば憂いなしですよね。急なことだと誰でもきちんと対応できないこともあります、だけど準備をしておけばそれなりに対応できるかなと思います。
ママが看病する方が多いかもしれませんが、看病はパパでもできます。
なのでこの記事を読んでオレでもできると思ってもらえたら嬉しいです。
看病するって結構体力を使います、休んだ方も休んでいない方もお互いを思いやりながら子どもの看病ができたらいいなぁと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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