保育園看護師が教える保育園選び保健に関すること

育児

はじめに

保育園看護師を始めて保健に関すること見学の時に見ておけばよかったなぁ、確認しておけばよかったぁと思うことが出てきました。保育園看護師として働いているからこそわかってきたこと、これから保育園を選ぶ方に知ってもらいたく記事を書こうと思います。

保育園看護師についてはこちらの記事で書いてます。

ぜひこちらも合わせてごらんください。

見学時や事前に確認しておきたい項目10項目

ちょっとマニアックかもしれませんが、見学の際にぜひ参考にしてみてください。

1.看護師が在籍しているか

厚生労働省に推奨はされていますが、必ずいなくてはいけないわけではなくいない保育園ももちろんあります。ですが、看護師がいる方が適切な処置ができたり、医療については安心かなと思います。

2.健診の種類はなにがあるか

1年に2回は健診をしなくてはいけないということになっています。だいたい歯科健診、内科健診はあると思います。わが子の園では耳鼻科健診があったり、眼科健診がある園等様々です。

できれば多ければ多いに越したことはありません。

なぜなら親などだけでは気づきにくいこと、保育士さんが思っていてもなかなか言いにくいことを健診があって医師の目でみてもらえば説明できたり、納得できたりすることもあると思うからです。

また、受診の目安が分かったり、受診する機会になるので悪化する前に気付くことにつながるかなと思います。

3.健診に来る医師はどこのどんな医師なのか

内科健診の医師がどこの医師か意外に大切です。

なぜかというと、もし健診を受けれなかった時にそこに受けに行ってと言われた時に行きにくい場所だったりすることもあるからです。

小児科を主にやっているクリニックの先生ならなおよいかなと思います。通常診療で内科と小児科など両方見ている先生でもいいかなと思います。

そこまでこだわらなくてもと思いますが、3歳児健診が終わるとそれから就学前までその先生の健診のみということになります。

大きくなると小さいクラスに比べて風邪もひきにくいし、病院に行く回数も減るので余計にに気にする必要があるかなとおもいます。

4.ケガの報告を保育士さんがしてくれているか、その都度適切な処置がされているか。

子どもってすぐケガをしますよね。子どもだから仕方がないと思ってしまう反面、わが子のこととなると不安ですよね。

どうしてこうなったのか、どん時になったのか、どんな処置がされているか話してくれる保育園がいいです。

実際保育園の中でもなぜこうなったのか行ってくれる保育士さんもいれば行ってくれず、子どもが教えてくれるということもあります。

いくら子どもが話せるようになっていても、保育士さんの口から言ってくれる保育園をお勧めします。

あと処置についてです。消毒をする園、しない園など園によっては様々です。今はこんな処置しないのになとか、えそんなことを園でしているの?と思うことがあればその園は考え直した方がいいのかもしれません。

処置のしかたも自分もそう思うと納得できる園をお勧めします。

1.でいったように看護師さんがいるのといないとではここが大きく違うかもしれません。

5.病後児、病児保育が系列にあるまたはついているか。

なかなか病後児、病児の保育園が少ないのでなかなか難しいかもしれませんが、これがついている保育園は本当に便利です。

まず病後児、病児保育園を利用するには事前の登録や見学が求められています。

なのでなかなか急に使うにはハードルが高いと言われる方もおられます、また病気の子を知らないところに連れて行くのもと思う方もおられるでしょう。

ついているところの保育園に入れば、だいたいは情報も共有できているだろうし、スムーズに予約ができるかなと思います。

あらかじめ見学を一緒にできたりいいかなと思います。

6.かかりつけの病院・クリニックに近いか。

子どもが熱を出す時間ってだいたい午前中のおやつの後か、お昼寝起きかなと思います。

午前中のおやつの時間に熱が出たとして10時くらい仕事の都合をつけて迎えに行って11時くらいに病院に行こうとなったとき保育園から病院に直接行ってしまいたいですよね。

朝の診療時間のこと考えると保育園から近い方が午前中の診療に滑り込みで行けるかなと思います。

また、お昼寝起きが14時30分~15時くらいだとして迎えに行けて15時過ぎ夕方の込み合う前に連れて行ってしまいたいと思ったらやっぱり近い方がいいかなと思います。

7.人手不足ではないか

ほけんに関係ないんじゃないと思われるかもしれませんが、これが結構関係があります。

保育士さんの人手が不足していると子どものケンカに気付きにくくどこでケンカしてケガをしたのか把握しきれなかったり、思いがけない事故も起こりやすいかなと思います。

保育士さんの人数が足りていても起こることもあるとは思いますが、子どもの安全にはやはり人手が必要と感じます。

8.環境整備されているか

これもほけんに関係ないんじゃないと思われるかもしれません。

これも結構関係しますね。例えば遊ぶ遊具、家具などが安全を考えられて設置されているか。

たとえば大型遊具なら大型遊具によって死角がないかなど見ておく必要があります。

もし死角がある場合はそれを置くことによって人の配置を考えているかなど聞いてみてもいいかもしれません。

あと段差など落ちないような工夫等も見てみてください。

子ども用の柵など適切な場所に設置されているかなども確認が必要です。

ケガは未然に防ぐに越したことはありません。

9.アレルギー対策について

アレルギーの子の対策はどのようにしているかはとても重要です。

マニュアル化している園をお勧めします。

今アレルギーの食材が無くてももしかしたらと思ったらやはりマニュアル化されているととても安心です。

たまごをもともとからやめています、牛乳じゃなくて豆乳をおやつの時に飲みますなど園によって対応は様々です。

いちご確認しておくといざというときに焦らなくていいかなと思います。

10.午前中のおやつの種類について

だいたい0~2歳児クラスまでは午前中のおやつの時間があるかと思います。

このおやつの種類も実は様々なんです。

この午前中のおやつと午後のおやつは、子どもはまだ胃がすぐいっぱいになるので少しずつ食べるという補食の意味でのおやつです。

例えば

ちょっとしたおやつと牛乳

補食(人参煮)などとお茶

牛乳のみの園等様々です。

どれでもいいかなと思うかもしれませんが、お腹がすきすぎると昼食が食べにくいこもいたりして結構1午前中のおやつは大切かなと思っています。

例えば朝も昼もしっかり食べれるようになっている子なら牛乳のみのところでもいいですが、

食が細く小分けに少しずつ食べる方があってるはと思えばおやつや補食などがしっかりしているところの方がおすすめです。

少食の子にとって1度の食事で沢山食べると言われても余計に食べにくくなるだけかなと思います。

我が子の傾向を考えながらえらんでみてください。

おわりに

どうだったでしょうか、少しマニアックだなぁーと思われてしまったかもしれませんが、これは働きだしてから私がもっと考えて保育園を選べばよかったなぁと思ったことで結構大切なことだと思います。

わが子が一番成長するこの保育園の期間こどもにあった保育園、こどもが安全で楽しく過ごせる保育園を選べたらなぁと願っています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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